優待投資で有名な桐谷さん
テレビや雑誌で大人気の桐谷広人さん
桐谷さんといえば「優待」(株主優待)などで、有名だと思います。
そして、日常生活において現金で支払うのは、せいぜい光熱費や家賃程度だと言います。
その理由は、光熱費や家賃以外の生活に関することは、優待でまかなえるからです。
それは、外食はほぼ優待券で支払えますし、映画もタダで見れます。
また、スポーツジムも無料で、いつも使っているリュックサックや服も、株主優待でもらったものです。
優待投資に切り替えた桐谷さん
そして、自炊する場合も米から肉や野菜まで、株主優待でまかなえます。
さらに、カタログに掲載された全国の名産品の中から、好みのものを選べる優待もあります。
そこで、優待として贈られてきたお米や食品などの優待品で、自炊もできましたし…
シャツなどの衣料品も優待券で購入できました。
また、移動の手段も優待でもらった自転車で、外食も優待券で済ませられます。
こうして、生活費がほとんどかからなくなったことから、優待投資に切り替えることを決心したそうです。
優待のメリットについて
株を買って期待できるものと言えば、優待以外に「配当」があります。
配当とは、その会社が稼いだ利益の一部を、保有株数に応じて株主に還元するものです。
配当は「1株当たりの年間配当金÷その株の時価」で、利回りを求めることができます。
とは言え、桐谷さんいわく配当よりも株主優待の方が、魅力に勝ると言います。
その理由は、配当は業績が悪化すると「減配」となるケースがあるからです。
一方、優待は業績が多少悪くても継続するケースが多く、保有株数が多くても少なくても、優待に差が生じないケースが多い。
優待で考えるオススメ銘柄
もちろん、配当がもらえることに、越したことはありません。
そして、優待制度を導入しており、なおかつ安定的に利益を出している会社なら…
優待と配当の両方をコンスタントに享受できます。
そこで、桐谷さんのオススメは、優待利回りと配当利回りの合計が「4%以上」に達する銘柄の中から…
自分が欲しい優待を実施している会社を探すと良いと言います。
しかし、手に入れた株主優待や配当の価値以上に株価が下がれば、本末転倒になります。
優待廃止や改悪などに注意
そこで、最低購入単位ずつ、複数の優待株に分散投資しておけば…
値下がりした場合でも、他の株が値上がりしていれば、カバーされることもあります。
また、長期保有して優待を受け取ることを目的とすれば、短期的な株価の動きに一喜一憂せずに済みます。
さらに、最近では長期保有を優遇する会社が増えていますので、長期保有によるメリットが大きい優待もあります。
そこで、株にはいろいろな投資方法がありますので、優待を考えて選ぶというのも、一つの方法になると思います。
とは言え、優待廃止や改悪もありますので、その点には注意が必要だと思います。
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