ソフトバンクが「ビジョン・ファンド」のIPOを検討
ソフトバンクグループは、1000億ドル(約11兆1600億円)規模の投資ファンド「ビジョン・ファンド」の新規株式公開(IPO)を検討していると、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。
ソフトバンクグループ(SBG)は、10兆円規模のハイテク投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の新規株式公開(IPO)と、少なくともSVFと同じ規模を持つ別のファンドの立ち上げを検討している。
スタートアップ企業への投資を拡大するため多額の資金調達を目指す考えと複数の関係者が明らかにした。
ソフトバンクはまた、SVFに数十億ドルの投資を呼び込むため、オマーンと交渉している。
ビジョン・ファンドとは
ビジョン・ファンドとは、プライベート・エクイティ・ファンド(SoftBank Vision Fund L.P.とSB Delta Fund (Jersey) L.P.)により運用される投資ファンド
2017年にソフトバンクグループの孫正義とサウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド(以下PIFと略す)のムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子らによって2017年5月20日発足
主な出資者は、PIF(450億ドル)、ソフトバンク(250億ドル)の他、ムバダラ開発公社(100~150億ドル)、Apple(10億ドル)、クアルコム(10億ドル)、ラリー・エリソン個人事務所(オラクル共同設立者(10億ドル)、鴻海精密工業など、10社前後が参加し運用規模は10兆円超になる見込み。
ビジョン・ファンドの詳細については、以下のURLを参照してください。

最後に
ソフトバンクといえば、去年上場して痛い目に合ったという人も多いと思います。
そういった印象が強いと思いますので、仮にビジョン・ファンドの上場が発表されても・・・
上場される規模や内容にもよると思いますが、超が付く大型IPOになると思いますので、厳しいのかなと思っています。
ただし、内容次第になると思いますので、現状では何ともいえないと思います。
また、設立間もないファンドが資金調達したがるというのは、資金的に厳しいと見るのが妥当かとも思います。
とにかく、現時点では何ともいえないと思いますので、状況を見守るしかないと思います。
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