IPO初値予想「VALUENEX」
上場日:2018/10/30
市場:東証マザーズ
業種:情報・通信業
公開株数:511,700
公開価格:1,840円
主幹事:SBI証券
事業内容:特許・文書解析ツール「TechRadar」、「DocRadar」のASPライセンスサービスおよびこれを用いたコンサルティングサービスの提供
VALUENEXの考察①
VALUENEXの業種は「情報・通信業」(特許・文書解析ツールのサービスなど)になりますので、業種の人気としては「高い」と思います。
公開株数は「511,700株」で、少な目ですので、その点での需要は良いと思います。
また、主要大株主には、掛かりが甘い「90日or1.5倍」のロックアップ、VCありSOありになります。
そして、上場直後に行使できるVC及びSOは、そこそこ枚数がありますので、その点での需要は良いとはいえないと思います。
会社の売上や利益については、去年の利益は「赤字」になっていますので、業績について不安があるとと思います。
VALUENEXの考察②
VALUENEXの業態については、IPOでは人気が高いIT系で、ASP、ビッグデータ、AIなどのキーワードを含んでいます。
ですので、業態の人気としては、かなり高いと思います。
しかし、需要を見ると多くのVCがあることや、業績も良いとはいえず、その点はデメリットになると思います。
考察としては、需要や業績は弱いと思いますが、業態の高い人気に買い支えられ、公開価格の2倍超える程度の初値と予想します。
ただし、現在の相場の状況は、良いとはいえないと思いますので、場合によっては、公開価格の2倍以下の初値もあると予想します。
初値予想
評価:A(8)
初値予想:4,000円前後
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