ツクルバの仮条件について
昨日発表された「ツクルバ」の仮条件について
その内容は、想定価格「2,050円」に対して、仮条件は「1,900円~2,050円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、妥当な仮条件だと感じました。
その理由は、ツクルバはIPOで人気の「IT系」ですが、不動産関連ということで、人気は一段落ちると思うからです。
また、吸収金額が大きいことも、マイナスになると思います。
ツクルバについて
ツクルバの業態は、ITを活用した中古住宅流通プラットフォームの運営などです。
そこで、IPOでは人気のIT系になりますが、不動産関連ということで、人気は一段落ちると思います。
また、上記の繰り返しですが、吸収金額が大きいことも、マイナスだと思います。
主要大株主には、ロックアップが1.5倍で解除と甘く、上場直後に行使できるSOがそこそこあるのも、マイナスだと思います。
また、業績を見ると「赤字経営」(今期は黒字予定)になりますので、業績に不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることは、吸収金額が大きいなどで、需要的に弱いことです。
また、業績は急成長していますが、前年度などを見ると赤字経営ですので、その点の不安もあると思います。
今回は、大和証券が主幹事ですので、当選が期待できると思います。そこで、是非ともBBに参加したいと思っています。
その一方、上記の内容を見るとマイナス面が多いので、微妙な案件になると思います。
ただし、上場スケジュール(タイミング)は、単独上場などがあり良いと思います。
最後に
ツクルバの業種や上場スケジュールなどを見ると、公募割れはないと思います。
ただし、IT系とはいっても最近不調の不動産関連で、需要も弱いと思いますので、地合い次第では、公募割れもあると思います。
ということで、微妙な案件になると思いますので、もう少し調べてみる必要があると思っています。
その上で、現時点ではBBに参加する予定でいますが、場合によっては、BBに参加しない可能性もあります。
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