今年上場予が期待されるIPOについて
前回、今年上場すると予想される「カーブスホールディングス」について記事を書きました。
参考URL:スピンオフで上場予定のカーブスホールディングスについて
そして、他にも今年上場する公算が高いと思われるIPOがありますので、以下に紹介したいと思います。
それは、日本トリム <6788> が6日、連結子会社の「ステムセル研究所」が同日付で、東京証券取引所に上場申請したと発表しました。
そこで、今年中に上場すると予想されます。
ステムセル研究所とは①
ステムセル研究所は「臍帯血」(さいたいけつ)幹細胞の保管及び再生医療関連の研究開発を行う企業になります。
臍帯血とは、胎児と母体を繋ぐ胎児側の組織である「へその緒」(臍帯)の中に含まれる胎児血になります。
簡単に説明すると、お母さんと赤ちゃんを結ぶ「へその緒」に含まれる「血液」で、臍帯血は赤ちゃんのものです。
臍帯血は、出産時にしか取れない大変貴重な血液です。
臍帯血には、血液、血管、筋肉・軟骨、神経等を作る「幹細胞」が豊富に含まれています。
臍帯血は現在、臨床試験や研究段階にある再生医療・細胞治療への応用が期待されています。
ステムセル研究所とは②
ステムセル研究所は、民間臍帯血バンク(シェア約95%)になります。
将来期待される再生医療・細胞治療が受けられるよう、臍帯血の分離・保管ならびに、幹細胞関連の研究開発に取り組んでいます。
現在、再生医療・細胞治療分野においては、中枢神経系疾患などを中心とし、自己臍帯血を利用した臨床試験(研究)を数多く進展
現在有効な治療法がない疾患に対して、実施されている臨床試験(研究)結果の発表が強く待ち望まれています。
最近では、臍帯血のすぐれた幹細胞ソースとしての特長が広く認識され、iPS分野でも臍帯血を利用したバンクの構築計画がスタートしています。
最後に
上記の業務内容を読むと、将来的に期待できるIPOになると思います。
ただし、吸収金額などIPOでは重要なことが不明ですので…
その条件次第で状況が変わると思いますので、何とも言えないと思います。
とは言え、再生医療や細胞治療などは、現在注目を集めてる医療ですので、業態的に文句ないIPOだと思います。
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