SREホールディングスの仮条件について
昨日発表された「SREホールディングス」の仮条件について
その内容は、想定価格「2,975円」に対して、仮条件は「2,550円~2,650円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、中立的な仮条件だと感じました。
その理由は「不動産業」になりますので、業種の人気は「低い」と思うからです。
ただし、AIを使った「不動産売買プラットフォーム」なども提供していますので…
そこで、IPOで人気のIT関連も絡んでいますので、その点は評価が高いと思います。
SREホールディングスについて
SREホールディングスの業態は「不動産事業など」になりますので、業態の人気は「低い」と思います。
ただし、不動産以外に、ITプラットフォーム事業、AIソリューション事業もしています。
そこで、IPOではIT関連は人気がありますので、業態の人気は一段上がると思います。
主要株主には「180日」のロックアップ、VCなしSOありになります。
そして、上場直後に行使できるSOは、気になる程度の枚数ですので、その点での需要は良いと思います。
会社の業績は、売上及び利益は延び傾向ですので、業績の不安は少ないと思います。
BBで気になること
BBで気になることは、吸収金額が大きい「大型IPO」になりますので、需要的に「弱い」ところです。
また、人気薄の不動産業ですので、さらに需要は「弱含み」になると思います。
それでも、IT関連の事業を行っていることは、プラス材料だと思います。
また、SREホールディングスは「ソニーグルプ」になりますので、バックヤードは良いと思います。
そこで、今後の成長に期待でき部分もあると思います。
最後に
今回のBBスタンスは「不参加」にしたいと思います。
その理由は、吸収金額が大きいことで、需要的に弱いと思うからです。
また、仮条件を下げたことで、人気がない様子がうかがえるのも、マイナスだと思います。
さらに、コレといった材料というか強みもないと思いますので、BB不参加としました。
そして、現時点での初値予想は「公開価格前後」と予想しています。
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