Speeeの仮条件について
本日発表された「Speee」(スピー)の仮条件について
その内容は、想定価格「2,270円」に対して、仮条件は「2,520円~2,880円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、強気な仮条件だと感じました。
その理由は、業態はIPOでは人気の「IT系」ですので、業態だけを考えると人気は「高い」と思います。
しかし、吸収金額がそこそこ大きいので、多少強気な仮条件になると思っていましたが…
そこまで強気な仮条件にはならないと思っていました。
Speeeについて
業態は「データ資産を利活用したマーケティング活動を支援するMarTech事業など」ですので、業態の人気は「高い」と思います。
また、吸収金額はそこそこ大きいので、その点での需要は良いとはいえないと思います。
そして、主要株主には「90日」のロックアップ、VCなしSOなしになります。
そこで、上場後に行使できるVC及びSOはないので、その点での需要は良いと思います。
会社の業績は、売上は年々延びていますが、利益は上げ下げしていますので、業績に不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることは、特にないと思います。
強いて挙げるなら「新型コロナの影響」ですが、その可能性は現時点では低いと思います。
業態は人気のIT系、吸収金額はそこそこ大きいですが、大型IPOほどではない。
VC及びSOもなく、業績も利益は上げ下げしていますが、売上は年々延びています。
また、野村証券が主幹事というのもメリットだと思いますので、総じてメリットが多いIPOになると思います。
BBスタンスと初値予想
今回のBBスタンスは、現時点では「全力参加」になります。
今回は、業態の人気は高く、他にもメリットが多いIPOだと思いますので、公募割れはないと思います。
しかし、主幹事は「野村証券」になりますので、公開株数(配分)から考えると、当選する確率はかなり低いと思います。
そして、現時点での初値予想は、直近で上場された「ロコガイド」の初値を見ると…
公開価格の「2倍以上」は固いのかなと予想しています。
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