日本郵政のBBに不参加
2015年に上場された日本郵政のIPOについて、私はBBに参加しませんでした。
その理由はいくら国策といっても、膨大な吸収金額を回収しきれないと考えたからです。
しかし、周りの反応は違っていて、多くのIPO投資家たちは、一枚でも多く郵政株を集めるの必死になっていました。
それを横目で見ながら「どうせ公募割れするのに」と思いながら、傍観していました。
しかし、結果はみなさんがご存知のように、多くのIPO投資家たちは、多くの利益を得る結果になりました。
株は需要あってのもの
そこで私が学んだのは、いくら自分の考えの正当性を自分で評価したところで・・・
株は需要あっての世界なので、どんなにゴミ株といわれていても、需要さえあれば上がるということです。
それは、ゴミ株だと声を大にして、ひとりよがりで批判したところで、全く意味がないということです。
ようは、いくら自分がゴミ株だと思っていても、周りがゴミ株ではないと判断すれば、株価は上がるということです。
※ 郵政株がコミ株という意味ではなく、言葉の綾(あや)です。
方向性を変える柔軟性が必要
そういった周りの状況というか、評価をいち早く察知して・・・
ときには、自分の考えというか方向性を変えなければいけないことも、IPOにはあるということです。
しかし、私はガンとして自分の考えを曲げることなく、周りの評価を完全に無視して、郵政株を買わなかったことで・・・
大きな利益を得れるチャンスを逃してしまいました。
とにかく、日本郵政のIPOのときには、利益は取れませんでしたが、いろいろと勉強させてもらいました。
周りの評価を取り入れることも大切
そこで、ソフトバンクのIPOでは、日本郵政のときのように、同じ轍(てつ)は踏みたくないと考えました。
それは、自分の意見を取り入れつつ、周りの評価も取り入れるということです。
その結果が、ソフトバンクは「BB不参加」という結論で、結果的にBBに参加しなくて正解でした。
そして、今後も超大型IPOが新規承認されたときには、今回と同様に自分の意見を取り入れつつ、周りの評価も取り入れて・・・
BBに参加するかしないかを決めたいと思っています。
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