IPO新規承認「識学」
このほど「識学」が、IPOで新規承認されました。
事業内容は「識学を使った経営、組織コンサルティング、識学を使った従業員向け研修、識学をベースとしたwebサービスの開発、提供」となっています。
識学は、今年の最初のIPOになりますので、それだけでも有利になると思います。
ただし、識学の設立年は2015年と設立年数が浅く、企業のサイトを読む限り業態も、弱含みだと感じました。
識学の上場スケジュールなど
主幹事 SMBC日興証券
上場予定 東証マザーズ
業 種 サービス業
想定価格 1,640円
当選枚数 3,795枚
BB期間 2/6~2/13
当選発表 2/14
申込期間 2/15~2/20
上場日 2/22
※ 記載ミス、スケジュール変更などで、上記と異なる場合があります。
識学の総評①
識学の業種については「サービス業」(識学を使った経営コンサルタントなど)になりますので、業種の人気としては「弱い」と思います。
当選枚数は「3,795枚」と少ないので、その点での需要は良いと思います。
また、主要株主は「1.5倍or90日or180日」のロックアップ、VCありSOありになります。
そして、上場直後に行使できるSOはなく、VCは気になる程度ですので、その点での需要は普通かと思います。
会社の売上や利益については、売上及び利益は伸び傾向にありますが、設立年数が浅いので、業績についてはこれからだと思います。
識学の総評②
識学の業態にいては、識学を使った経営コンサルタントなどで、人気は「弱い」と思います。
ちなみに識学とは、人が事象を認識し行動に至るまでの思考の働きに着目した、独自の理論をベースにした組織マネジメント理論になるそうです。
それを良くいえば、IPOらしい案件だと思いますが、悪く言えば、識学という目に見えない言葉を使う、単なるコンサル会社だと感じました。
総評としては、今年最初のIPOでご祝儀があり、需要を見ても公募割れはないと思います。
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