IPO初値予想「シェアリングテクノロジー」
上場日:2017/8/3
市場:東証マザーズ
業種:情報・通信業
公開株数:1,380,000
公開価格:1,600円
主幹事:大和
事業内容:ライフサービス領域に関する「バーティカルメディアサイト」および総合プラットホームサイト「生活110番」の運営、ウェブ集客にかかるコンサルティング業務など
シェアリングテクノロジーの考察①
シェアリングテクノロジーの業種については「IT系」ということで、業種の人気は「強い」と思います。
また、当選枚数(吸収金額)は「若干多目」だと思いますので、その点での需要面は良いとはいえないと思います。
主要大株主には、掛かりが甘い「1.5倍or90日」のロックアップ、VCありSOありでそこそこ枚数がありますので、その点での需要面も良いとはいえないと思います。
また、会社の売上は、ここ2~3年を見ると伸びていますが、赤字経営からようやく黒字になったといった感じですので、経営的に「様子見」といった感じになると思います。
シェアリングテクノロジーの考察②
シェアリングテクノロジーの考察としては、IPOでは人気のIT系、さらに上場タイミングが良いですので、公募割れはなく高い初値になると予想しています。
ただし、当選枚数がそこそこ多くVCありSOありで、VC及びSOの枚数がそこそこありますので、需要面で弱い面があると思います。
また、会社の利益をみると、ここ2~3年でようやく赤字から黒字に転換したといった感じですので、その点も弱含みになると予想しています。
初値予想としては、IPOでは人気のIT系、また上場タイミングが良いということを加味して「2倍以上」の初値になると予想しています。
初値予想
評価:A(8)
初値予想:3,600円前後
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