IPO新規承認「世紀」
このほど「世紀」が、IPOで新規承認されました。
事業内容は「射出成型合理化機器「ランナーレスシステム」の製造販売 」になっています。
ランナーレスシステムとは、射出成形時に発生する廃材を削減するシステムだそうで、そのことで、材料費・廃棄費用・後処理工数の大幅削減が図れるそうです。
世紀の上場スケジュールなど
主幹事 野村証券
上場予定 東証マザーズ
想定価格 5,190円
当選枚数 5,237枚
BB期間 1/24~1/29
当選発表 1/30
申込期間 1/31~2/5
上場日 2/8
※ 記載ミス、スケジュール変更など、上記と異なる場合があります。
世紀の総評①
世紀の業種については「機械」になりますので、業種の人気としては「低い」と思います。
当選枚数は「5,237枚」と比較的少なく、その点での需要面は良いと思います。
また、主要大株主には「90日」のロックアップ、VCなしSOなしですので、その点での需要面も良いと思います。
会社の売上や利益などについては、直近5年を見ると上げ下げしていますので、様子見といった感じになると思います。
世紀の総評②
世紀の総評としては、機械系ということで業種の人気は低いと思います。
ただし、世紀はランナー関するパイオニア的な会社で、いくつかの特許を取得していて技術的に優れていますので、人気的には低くないと思います。
当選枚数は、比較的少ない方だと思いますが、値がさ株になりますのでマザーズとしては、吸収金額的にそこそこ大きな規模になると思います。
総評すると、年明け一発目(リート除く)の上場ということで、ご祝儀があると思います。
また、大きなデメリットはなく値がさ株とうことで、直近に上場されたヴィスコ・テクノロジーズを思い出し、高い初値を期待させると思います。
IPO・新規公開株ランキング ⇦ クリックして頂けると更新の励みになります!