下げ相場でポジションを持つことの意味
下げ相場で、現物なり投信なり何かしらのポジションを持つ人は、逆張りしてない限りは、そのポジションは下がることになります。
ちなみにポジションとは、マーケットにおいて投資家やディーラーなどが「買い建て(買い越し)」または「売り建て(売り越し)」を行っている「持ち高状況」のことをいいます。
そして、自分のポジションが下がるということは、損失を出しているということです。しかしそれとは逆に、IPOでは下げ相場でも勝てるメリットがあります。
ポジションを持つことがないIPO
IPOでは、当選したIPOを持ち続ける場合は別ですが、初値が付いた時点で売る人が多いと思いますので、ポジションを持つことはありません。
ポジションを持たないということは、IPOは下げ相場でも損失を出すことはありません。それは、IPOの1つのメリットになると思います。
もちろん、当選したIPOが「公募割れ」した場合は損失を出すことになりますが、それは上げ相場でも下げ相場でも関係ありません。
また、当選したIPOを初値売りせず持ち続けた場合にも損失を出すことがあります。
その他のIPOのメリット
ポジションを持てば、上げ相場のときは良いと思いますが、下げ相場になると一気に不安になると思います。
それは、相場の状況が不安で仕事が手に付かない!などになる人もいるかもしれません。
しかし、IPOは基本的にポジションを持つことはありませんので、相場の上げ下げに関係なく不安になることはありません。
IPOは、不安になることがなく投資できるという点もメリットになると思います。
下げ相場でもIPOは勝てる!?
しかし、相場が下がればIPOにも少なからず影響が出る可能性が大きいと思います。
その影響とは、IPOに当選しても、下げ相場の影響で思ったほど初値が上がらず、利益がそれほど取れないこともあるということです。
しかし、当選したIPOが公募割れしない限りは、IPOで損失を出すことはありません。それは、下げ相場でもIPOは勝てるということです。
逆に、上げ相場のときは、IPOも連動して上げる可能性が大きいと思いますので、それはそれで良いことだと思います。
最後に
上記に、IPOは基本的にポジションを持ちませんので、それがIPOの1つのメリットだと書きました。しかし、IPOにもデメリットはあります。
それは例えば、IPOに当選しない限りは、永久的に利益が取れないなどです。
そこで、当選すればほぼ利益が取れるといわれるIPOにもメリット・デメリットがありますので、その辺をよく考えてIPOに投資をすることが必要だと思います。
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