相場の10年周期という考え
今年は、米国大統領選挙でトランプ氏当選の影響を受け、世界経済は上向きになりつつあり、日経平均も2万を超えそうな勢いとなっています。
しかし、この現状を手放しで喜べない事情があります。それは、相場の世界では、以前から「10年周期」という考え方が存在しているからです。
10年周期での出来事
1987年 ブラックマンデー
1997年 アジア通貨危機
2007年 サブプライムローン
そして来年は、その10年周期の「2017年」ということになります。
その10年周期の直近2007年のサブプライムローンのときには、日経平均は7,000円を切る大暴落となりました。そして、翌年の2008年には、リーマン・ブラザーズが64兆の負債を抱え倒産してしまいました。
第2のリーマンショック?
そこで、2017年には「第2のリーマショック」が起こるのでは?といわれています。
その理由の1つとしては、中国の過剰な金融緩和で、中国マネーが市場に多く流通してしまっているのが原因で、この中国マネーが少しでも崩壊することになれば、一気に世界市場の崩壊に繋がる危険性があるといわれています。
また、来年には、フランスとドイツで総選挙があり、結果次第では、最悪のシナリオになるともいわれています。
それは、EU離脱派政党が勝つことになれば、イギリスがEU離脱を表明したように、フランスやドイツでもEU離脱を表明すことになり、EUが崩壊してしまう可能性があるからです。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
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