6月のIPOが終了
6月のIPOが本日終了しました。
最終日に上場した「プラスアルファ」の初値は、予想というか期待したほど上がらなかったと思います。
しかし、本日の終値で見ると、初値より「100円以上」のプラスで終了しましたので…
今の悪いといわれているIPOの状況を考えると、悪くない出来だったと思います。
もちろん、以前のIPOから比べると、決して良いとはいえません。むしろ悪いと思います。
それでも初値以上の株価で終了したのは、好材料なのかなと思います。
IPOの現状は悪い
ただそうはいっても、昨日上場した「BlueMeme」と「オムニ」については、冴えない状況になっています。
また、直近で上場した他のIPOも、下げている銘柄のが多いのかなと思いますので…
今のIPOの現状を見ると、悪いといわざるを得ないのかなと思います。
そこで思うのは、6月に入るまでの今年のIPOは、公募割れした銘柄がゼロでしたので…
なぜにこうも状況が変わってしまったのかということです。
ここからは、私の勝手な予想というか想像になりますが、資金の多くが現物やETFなどに流れているからだと思っています。
IPOのセカンダリーはリスキー
というのも、そもそもIPOのセカンダリーというのは、リスクが超高い投資であって…
それでも今まではセカンダリーで利益が取れていたので、それなりにIPOに人が流れてきていたのだと思います。
しかし、リスクが高いIPOのセカンダリーに参戦しなくても、今は現物やETFなどで利益が取れますので…
無理してセカンダリーに参戦する人は、以前と比べると今は少ないのかなと思っています。
そういったことで、IPOの初値が予想以上に上がらなくなり…
それと平行して、初値形成後のセカンダリーの株価はちょい上げで終了とか、下がる傾向が強いのかなと思っています。
最後に
前回の記事で「IPOは復活してきているのかなと思っています。」と書いたのですが…
期待を込めてそういった記事を書いたのですが、今も変わらず7月になれば、状況は今より良くなると思っています。
というのも、6月のIPOはスケジュールが詰まりに詰まっていたので、状況的に不利だったと思います。
それに輪を掛けて、現物やEFTなどに人が流れていることや、設定価格が高いIPOが目立たのもあったと思います。
そういったことなどで、6月のIPOは状況的に悪かったのかなと思っています。
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