ペルセウスプロテオミクスの仮条件について
昨日発表された「ペルセウスプロテオミクス」の仮条件について
その内容は、想定価格「960円」に対して、仮条件は「540円~600円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、少々強気な仮条件だと感じました。
その理由は「赤字バイオ」ということで、状況的に不利だと思うからです。
それでも、今流行のips細胞など人気がある業態なら、見どころがあったと思います。
ペルセウスプロテオミクスについて
業態は「医薬品等の研究開発など」ですので、業態の人気は「普通」かと思います。
内情は、東大発のガン治療薬のバイオベンチャーになります。
また、筆頭株主は「富士フイルム」になりますので、その点は良いと思います。
それでも、赤字バイオとしては吸収金額が大きいと思いますので、需要は「良いとはいえない」と思います。
また、業績を見ると売上は伸びておらず、さらに「赤字経営」ですので、業績に不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることは、吸収金額などを見ると、需要が良いとはいえないと思います。
また、業績も良いとはいえないと思いますので、コレといって良い点がないと思います。
さらに、新型コロナの影響がある可能性もありますので、その点も不利になると思います。
また、上場は3月のIPOが多い後半ということで、買い疲れもあると思います。
そして、みずほ証券お得意の分が悪いとなると、仮条件を大幅に下げる手法
それなら始めから、想定価格を下げれば良いと思うのですが、こうなると人気がないのがあからさまです。
BBスタンスと初値予想
今回のBBスタンスは「不参加」の予定でいます。
その理由は、業態、需要、業績、どれを見ても買い進む理由が見つからないからです。
それでも、公開価格が安いなどで「テンバガー」を狙うなどの人には、公募割れ覚悟でBBに参加しても良いかも。
そこで、長期保有すればもしかしたら、将来的に大化けするかもしれないと思います。
また、現時点での初値予想は「公開価格前後」と予想しています。
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