名証(名古屋証券取引所)について
昨日の記事の続きになるのですが・・・
URL:アトリエはるかが上場する名証セントレックスの過去の実績や結果について
名証(名古屋証券取引所)には、上記の「名証セントレックス」以外にも「名証1部」「名証2部」があり、審査基準などにより上場する部が異なります。
ちなみに、名証1部と2部の違いは、株主の数や会社の規模の違いなどで変わります。
詳しくは:名証上場審査基準(一部・二部)
名証も東証考え方は同じ!
名証の各部を簡単に説明すると「東証」と、基本的に仕組みというか考え方は同じです。
それは、東証1部が名証1部になり、東証2部が名証2部になり、名証セントレックスが、マザーズやJQSということになります。
それは、上場規模が大きかったり、審査基準が厳しいのが東証になり、上場規模が小さかったするのが名証になります。
そして、その名証セントレックスから「約2年ぶり」に上場するのが、上記に書いた「アトリエはるか」ということになります。
重複上場について
また、上記の名証に上場する以外にも、同時に東証にも上場するといった「重複上場」する企業もたまにあります。
重複上場とは、例えばマザーズと名証の両方に上場するといった、2つ以上の取引所に上場することを重複上場といい、重複上場するメリットは、基本的にないといわれています。
それは、複数の取引所に登録すれば、それぞれ手数料などの経費が掛かり、またその分手間も掛かりますので、その手間に掛かる人件費などの経費も多く掛かります。
その辺は、私は詳しくないので何ともいえませんが、本来は、小さな名証などの上場を足掛かりに、企業が大きくなれば東証へとステップするというのが基本とのことです。
重複上場のメリットなど
ただし、重複上場にはメリットがないといわれていますが、例えば名証に上場するなら、名古屋の地元で応援してくれている人を大切にしたいとか・・・
また、地元の株主を大切にしたいとか、それ以外にも、地元で知名度を上げたいなどのメリット(理由)があるそうです。
また、重複上場することで、例えば、マザーズと名証のそのどちらでも株が買えるなど、買い場が広くなりますので、その点をメリットと考える企業もあるようです。
そこで、重複上場は基本的にメリットがないといわれていますが、その辺については各企業の考え方の違いだと思います。
IPO・新規公開株ランキング ⇦ クリックして頂けると更新の励みになります!