IPO初値予想「農業総合研究所」
上場日:2016/6/16
市場:マザーズ
業種:卸売業
公開株数:425,500
公開価格:1,050円
主幹事:大和
事業内容:生産者および農産物直売所と連携し、スーパーなどの直売所コーナーで委託販売を行うための物流・情報・決済のプラットフォームを提供する農家の直売所事業
考察
農業総合研究所は、業種が「卸売業」ということで、IPO的には「弱い部類」に入ると思います。また、農業ということで、地味なイメーシも若干マイナスだと思います。
主要株主には、しっかりとロックアップが掛かっており、ストックオプションの未行使ありませんので、需要面では問題ないと思います。
しかし、毎年の売上にはバラ付きがあり安定していません。そういった面では、これからの企業というところになるかと思います。
総じて、今回の上場は、良い点と悪い点が交錯していような状況だと思います。
ただし、IPOの最大のメリット「公開株数が少ない」というメリットを活かし、その初値としては、ロックアップ解除の1.5倍以上が目標、実際の初値については、2倍程度が初値の目安になると思っています。
初値予想
評価:A(7)
初値予想:2,200円前後
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