住信SBIネット銀行が上場を検討
インターネット専業の「住信SBIネット銀行」が、株式を上場する検討に入ったことがわかったと、日経新聞電子版が報じた。
ネット専業銀行としては初の上場となる。
住信SBIの株式を半分ずつ持ち合うSBIホールディングスと三井住友信託銀行が協議を開始している。
時価総額は、中央値で「4000億円程度」との試算があると報じている。
上場に向けた具体的な計画は今後詰めるが、三井住友信託とSBIは一定の株式を持ち続ける意向だとしている。
実現すれば、店舗を持たないネット専業銀行としては初となる。知名度を引き上げ、収益を拡大させたい考え。
業種的に弱含みだと思いますが…
IPOで考えると、上場企業が増えることは、単純に良いことだと思います。
さらに、知名度が高い三井住友信託銀行とSBIホールディングスということで、IPOとして注目度は高くなると思います。
また、SBI証券が主幹事となれば、さらに話題性や注目度も高くなると思います。
ただし、業種は「銀行業」ということで業種だけで考えると、IPOとしては「弱含み」なのかなと思います。
そこで、上場内容を見てみないことには、何ともいえないと思いますが…
IPOでありがちな初値大幅高というような、おいしいIPOにはならないと予想します。
住信SBIネット銀行のメリットなど
住信SBIネット銀行のメリットは、銀行と証券が融合しているところにあると思います。
例えば、全国のコンビニエンスストア、ゆうちょ銀行などに設置のATMから、住信SBIネット銀行の口座が利用できます。
さらに、ATMからの引出しや他行宛ての振込みは、利用状況によって最大「月15回」まで無料になります。
これは大きなメリットだと思います。
また、大手銀行より預金やローンの金利が優遇されている点も魅力だと思います。
そして、証券会社ならではの対応で、資産形成をサポートしてくれるのも魅力だと思います。
最後に
他にも、paypay(ペイペイ)と連携していたり、定期的にいろいろなキャンペーンを実施したりと…
住信SBIネット銀行は、魅力が多いネット銀行になると思います。
とにかく、ネット専用銀行ということで、上場されることが決まれば、注目度は高くなると思います。
また時価総額を見ると、当選枚数が多くなると予想しますので、通常のIPOより当選確率が高くなると思います。
そして、IPOについては、当選しないことには何も始まりません。
そこで、当選確率が高いIPOは、IPO投資家からすると基本的に大歓迎だと思います。
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