IPO初値予想「マネーフォワード」
上場日:2017/9/29
市場:東証マザーズ
業種:情報・通信業
公開株数:2,931,000
公開価格:1,550円
主幹事:SMBC日興証券、マネックス證券
事業内容:自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」を提供するPFM(個人金融資産管理)事業、法人・個人事業主向けのクラウド型サービス「MFクラウド会計・確定申告・請求書・給与・消込・マイナンバー」といった6つのバックオフィス向けMFクラウド事業など
マネーフォワードの考察①
マネーフォワードの業種については「IT系」ということで、業種としての人気は「強い」と思います。
当選枚数(吸収金額)は、どちらかといえば多目ですので、その点での需要面は良いとはいえないと思います。
また、主要大株主には「180日」のロックアップ、VCありSOありで枚数が多くありますので、その点での需要面も良いとはいえないと思います。
会社の売上については年々伸びていますが、利益は毎年赤字になっていますので、今後に期待で様子見といった感じになると思います。
マネーフォワードの考察②
マネーフォワードの考察としては、IPOでは人気のIT系で話題性も高いですので、人気としては一段高くなると思います。
また、業態についても将来性を見ることができ、それだけを見るとかなり高い人気になると予想しています。
ただし、吸収金額がやや重たいこともさることながら、VC(ロックアップあり)の存在や枚数が多いSOの存在もあり、需要面で良いとはいえないと思います。
また、現状は赤字経営となっていますので、その点もデメリットになり、高い人気でデメリットをどれだけカバーできるかが、初値形成のカギになると予想しています。
ちなみに、大手初値予想で高いとことは「3500円」と予想しているところもあるそうです。
初値予想
評価:B(6)
初値予想:2500円前後
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