IPO新規承認「メルカリ」
このほど「メルカリ」が、IPOで新規承認されました。
事業内容は「CtoCマーケットプレイス「メルカリ」その他のマーケットプレイス関連事業の開発・運営等」となっています。
メルカリについては、以前より上場すると噂されるも、詳しい内容は不明ですが、上場延期などがあり・・・
そのことで、上場するのが伸びていましたので、IPO投資をしている人にとっては、やっとと言うか待ちに待った上場になると思います。
メルカリの上場スケジュールなど
主幹事 大和証券、三菱UFJ証券
上場予定 東証マザーズ
想定価格 2,450円
当選枚数 217,774枚
BB期間 6/4~6/8
当選発表 6/11
申込期間 6/12~6/15
上場日 6/19
※ 記載ミス、スケジュール変更など、上記と異なる場合があります。
メルカリの総評①
メルカリの業種については「情報・通信業」(メルカリの運営等)になりますので、業種の人気としては「高い」と思います。
当選枚数は「217,774枚」と多いので、その点での需要面は良いとは言えないと思います。
また、主要大株主には「180日」のロックアップ、VCありSOありになります。
そして、上場直後に行使できるSOが多くありますので、その点での需要面も良いとは言えないとと思います。
会社の売上や利益については、売上は年々伸びていますが、利益は「赤字」(マイナス)になっていますので、業績に不安があると思います。
メルカリの総評②
メルカリについては、メルカリ(スマホアプリ)の運営等がメインということで、IT系になりますので、業態の人気としては高いと思います。
ただし、吸収金額の大きい「大型IPO」になり、SOの枚数も多くありますので、需要的に不安があると思います。
また、毎年赤字経営になっていますので、その点もマイナスになると思います。
総評としては、需要や業績など不安要素が大きく、知名度や話題性などでどこまで買い手を集められるかが、初値形成のカギになると思います。
その他について
メルカリについては、知名度や話題性が高いので、その点で評価が高いと思います。それ以外では、IT系ということで、IPOとしての人気も高いと思います。
ただし、承認内容を見たときのガッカリ感は大きく、その一番は「未行使のSO」などが大量にあり、上場ゴールの売り抜け案件なのかと思ったからです。
また、吸収金額が大きい割には「マザーズ上場」というのもマイナスで、お祭りに乗りBBに参加する予定ではいますが、いろいろ考えさせられてしまいました。
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