タカラレーベン不動産投資法人について
タカラレーベン不動産投資法人について、本日上場され本日初値が付きました。
その初値としては、公募価格「96,000円」に対して、初値は「92,000円」になり「公募割れ」となりました。
そして、その差額は「-4,000円」になりました。
今年のリートは、タカラレーベン不動産投資法人を含めて「3社」上場され、残念なことにそのどれもが公募割れしています。
2018年のリートの初値
・CREロジスティクスファンド投資法人・・・公募「110,000円」、初値「104,500円」
・ザイマックス・リート投資法人・・・公募「105,000円」、初値「104,000円」
・タカラレーベン不動産投資法人・・・公募「96,000円」、初値「92,000円」
上記を見てもわかる通り、残念なことにどれも公募割れしています。
テーマ性がないリートの現状厳しい。
ここ1~2年で上場された、リートなど「投資法人」といわれるものを見ると、公募割れしている銘柄が多いのが現状です。
そして、物流(ロジスティック)、ホテル、介護など、全面に押し出す「テーマ」的なものがないと、現状は厳しいのかなと思います。
もしくは、スポンサーが大手不動産などでないと、現状は厳しいと思います。
それでも、地合いというか相場が良い状況なら、公募割れを回避できるのかと思います。
しかし、投資内容云々ではなく、地合いに頼らなければならない投資法人の上場は、まだまだ下火なのかなと思います。
最後に
リートなど投資法人といわれるものは、今後も上場されると思います。
そして、そのときの状況などを見なければ、何ともいえないところがありますが、基本的に直近では手出し無用なのかなと思っています。
IPOについては、そもそも当選確率が低いですので、多く配分されるリートで、利益が出せる状況だと良いのですが・・・
そうなれば、リートや大型IPOで小銭を稼いで、たまに当選するA級などのIPOで大きく稼ぐという、IPOのメリットが増すと思います。
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