スピンオフとは
まず、今回コシダカが行う「スピンオフ」とは、特定事業を切り出して、独立会社を設立することです。
期待される効果としては、経営の独立による効果、資本の独立による効果、上場の独立による効果などがあります。
経営の独立により親会社の経営者は、中核事業に専念することが可能となります。
資本の独立により、スピンオフされた会社の独自の資金調達により、必要な投資が実施可能となります。
上場の独立により、各事業のみに関心のある投資家を引きつけることが可能となります。
そして、今回はコシダカが事業として行っている「カーブス事業」を分離・独立させるということです。
今後のスキーム
コシダカの株価の算出方法
肝心なコシダカの株価の算出方法ですが、その方法は以下になります。
コシダカの株価 =(2020年2月26日の終値)-(1株当たりの2020年8月期第2四半期末中間(予想)配当金)-(カーブスホールディングス株式の公開価格)
例えば、コシダカの2/26の終値が「1650円」、中間配当「8円」、カーブスの公開価格「720円」とすると…
1650円-8円-720円=「922円」ということになり、コシダカ「922円」、カーブス「720円」が株価になり、1:1で配分されることになります。
上記はあくまでも「想定」ですので、計算違いや今後変更になる場合があります。
最後に
事前のアナウンスで「1:1」で配分とのことで、カーブスの想定価格が「720円」ですので…
コシダカの株価の価値について、720円×2=「1440円」ということで、株価が1440円になると勘違いしている人がいました。
※ 私も始めは、株価が1440円になると思っていましたが、後から考えるとおかしいと。ある記事を読んで鵜呑みにしてしまいました。
もしくは、その程度の株価が妥当としている人もいました。
上記の1:1というのは、あくまでも配分の比率であって、株価のことではないそうです。
ようは、コシダカを100株所有していたら、コシダカとカーブスで1:1の100株ずつ配分されるということです。
ですので、株価が1:1になるわけではないそうです。
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