KIYOラーニングの仮条件について
昨日発表された「KIYOラーニング」の仮条件について
その内容は、想定価格「1,980円」に対して、仮条件は「2,070円~2,300円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、少々強気な仮条件だと感じました。
ただし、業態はIPOでは人気の「IT系」で、吸収金額も「少ない」ので、強気な仮条件を設定したのだと思います。
また、最近の良い地合いを考えて、強気な仮条件にしたのだと思います。
KIYOラーニングについて
業態は「個人向けオンライン資格講座などの提供」になりますので、業態の人気は「高い」と思います。
また、吸収金額は少ないので、その点での需要は良いと思います。
主要大株主には「1.5倍or90日or180日」のロックアップ、VCありSOありになります。
そして、上場後に行使できるVC及びSOは多いので、その点での需要は良いとはいえないと思います。
会社の業績は、売上は通年で「赤字」ですので、業績に不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることは、業態はIT系と考えると良いと思います。
ただし、資格講座などは良くある業態で、同業他社も多いことから、業態の人気は一段落ちると思います。
それでもオンラインサービスやソーシャルディスタンスなど、今の流行の業態であるのは良いと思います。
また、VC及びSOが多く、業績は「赤字」になりますので、その点は「マイナス評価」になると思います。
そこで、仮条件を強気に設定している割には、内容的に微妙だと感じました。
BBスタンスと初値予想
今回のBBスタンスは、現時点では「全力参加」になります。
その理由は、吸収金額を考えるとそれだけでも、公募割れはないと思うからです。
ただし、上記の繰り返しになりますが業績などを考えると、内容的に微妙だと感じました。
それでも吸収金額が少ないので、上手く行けば初値高の可能性もあり、当選したいIPOになると思います。
そして、現時点での初値予想は、公開価格の「1.5倍~2倍前後」かなと予想しています。
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