恵和(けいわ)の仮条件について
昨日発表された「恵和」(けいわ)の仮条件について
その内容は、想定価格「770円」に対して、仮条件は「700円~770円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、妥当な仮条件だと感じました。
その理由は、業態が「光学シートなどの製造販売」ということで、IPOとしては「地味な業態」になるからです。
また、東証二部上場というのも、上ブレしなかった理由になると思います。
恵和について
恵和の業態は「光学シートなどの製造販売」ですので、業態の人気は「低い」と思います。
また、業態は地味だと思いますが、その反面「安定感」はあると思います。
また、主要株主には「1.5倍or90日or180日」のロックアップ、VCなしSOありになります。
そして、上場直後に行使できるSOはないので、その点での需要は良いと思います。
業績については、売上を見ると頭打ちになっていますので、業績に不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることは、業態的に人気薄で、東証二部上場というものマイナスだと思います。
そのことで、仮に公募割れしなかったとしても、上値は限定されると予想しています。
となると、公開価格が安いので、手数料負けになることも、大いにあると思います。
さらに良くないのは、手数料が高い大和証券が主幹事ですので、その点も加味する必要があると思います。
また、業績が頭打ちなのも気になる点で、良くいえば安定感がある、悪くいえば伸びしろが少ない、ということになると思います。
BBスタンスと初値予想
今回のBBスタンスは、不参加の方向で考えていますが、まだはっきりと決めていません。
また、大和証券が主幹事で当選枚数が多いので、当選するチャンスは高いと思います。
しかし、初値高は期待できないと思いますので、微妙なIPOになると思います。
また、現時点での初値予想は「公開価格前後」なのかなと予想しています。
そして、仮に公募割れしなかったとしても、手数料負けになる場合もあると思います。
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