カクヤスの仮条件について
本日発表された「カクヤス」の仮条件について
その内容は、想定価格「1,520円」に対して、仮条件は「1,520円~1,600円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、強気な仮条件だと感じました。
その理由は、酒類などの「小売業」になりますので、業種的にも業態的にも人気は「低い」と思うからです。
また、吸収金額も大きいので、需要的にも「弱含み」になると思います。
カクヤスについて
カクヤスの業態は「酒類など販売など」ですので、業態の人気は「低い」と思います。
また、吸収金額が大きいので、需要的にも「弱い」と思います。
主要株主には「90日」のロックアップ、VCなしSOありになります。
そして、上場直後に行使できるSOは少ないので、その点での需要は良いと思います。
会社の業績は、売上及び利益は上げ下げしていますので、業績に頭打ち感があり、不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることは、吸収金額が大きいことで需要的に弱く、業態的にも弱いことです。
さらに、業績も良いとはいえないと思いますので、総じてデメリットが多いと思います。
また「売出株」が多いのも気になるところです。
ただし、仮条件を強気に設定していますので、一定の人気はあるのだと思います。
また、主幹事は安定性がある「野村証券」になりますので、その点も良いと思います。
さらに、知名度もそこそこ「高い」と思います。
最後に
今回のBBスタンスは「不参加」にしたいと思います。
その理由は、IPOとして見ると、業態的な人気は薄く、需要も良いとはいえないと思うからです。
また、業績を見ても良いとはいえず、コレといって買い進む理由がないからです。
それでも、上記に書いたように、仮条件の強気設定や野村証券主幹事などを見ると、一定のメリットはあると思います。
そして、現時点での初値予想は「公開価格前後」になると予想しています。
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