JTOWERの仮条件について
今日発表された「JTOWER」の仮条件について
その内容は、想定価格「1,550円」に対して、仮条件は「1,550円~1,600円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、強気な仮条件だと感じました。
その理由は、吸収金額が大きい「大型IPO」になりますので、需要的に「弱い」と思うからです。
また、業態的な人気も高いとはいえないと思います。
JTOWERについて
JTOWERの業態は「通信インフラやその関連ソリューションの提供など」ですので、業態の人気は「普通」かと思います。
ただし、通信インフラの一本化や効率化ができるなど、メリットもありますので、人気は一段上がると思います。
とはいえ、吸収金額から考えると、需要は「弱い」と思います。
主要株主には「1.5倍or90日or180日」のロックアップ、VCありSOありになります。
そして、上場後に行使できるVC及びSOは多いので、その点での需要も良いとはいえないと思います。
会社の業績は、売上を見ると「赤字」ですので、業績に不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることは「大型IPO」になりますので、需要的に「弱い」ところです。
また、VC及びSOも多いので、需要はさらに弱くなると思います。
それ以外にも、業態的なテーマ性は良いとはいえず、業績は「赤字経営」ですので、その点もデメリットになると思います。
さらに、上場日は「三社同時上場」になりますので、資金の分散も気になるところです。
こうして見ると、メリットを探す方が難しいと思います。
最後に
今回のBBスタンスは「不参加」にしたいと思います。
理由は、上記に書いたように需要や業績など、デメリットが多くあるからです。
さらに、12月のIPOラッシュを考えると、無理にBBに参加する理由もないと思います。
そして、現時点での初値予想は「公開価格前後」になると予想しています。
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