IPO新規承認「日本インシュレーション」
このほど「日本インシュレーション」が、IPOで新規承認されました。
事業内容は「耐火性能を有するゾノトライト系けい酸カルシウムを基材とする耐火・断熱材料の製造・販売・施工及びその他周辺工事の施工」になります。
日本インシュレーションは、建築とプラントで,1000℃-3時間の耐火性能を有するゾノトライト系けい酸カルシウムを基材とする耐火・断熱材料の製造・販売・施工を行っています。
また、施工の用途やコストに対応する為に、タイカライト、ニュータイカライト、K-ブリッド、かくれんぼ、などの種類が存在
そして、補修剤のスラリー、パッキン材の粘着剤のボンデストも自社製造しています。
日本インシュレーションの上場スケジュールなど
主幹事 大和証券
上場予定 東証二部
業 種 ガラス・土石製品
想定価格 920円
当選枚数 12,075枚
仮条件日 3/2
BB期間 3/4~3/10
公開価格 3/11
申込期間 3/12~3/17
上場日 3/19
※ 記載ミス、スケジュール変更などで、上記と異なる場合があります。
日本インシュレーションの総評①
業種は「ガラス・土石製品」(耐火・断熱材料の製造・販売・施工など)ですので、業種の人気は「低い」と思います。
当選枚数は「12,075枚」と多いですが、想定価格は低目ですので、その点での需要は普通かと思います。
また、主要株主には「1.5倍or90日or180日」のロックアップ、VCありSOなしになります。
そして、上場後に行使できるVCにはロックが掛かっていますので、その点での需要は良いと思います。
会社の業績は、売上及び利益は頭打ちだと思いますので、業績に不安があると思います。
日本インシュレーションの総評②
業態は、耐火・断熱材料の製造・販売・施工などで、業態の人気は「低い」と思います。
業種を見ると「ガラス・土石製品」ということで、IPOではお目にかかることが少ない業種になると思います。
そして、業績を見ると大きく延びる業種ではないと思いますが、それゆえに「安定感」はあるのかなと思います。
また、需要的には普通程度で、業績は良いとはいえないと思います。
さらに、上場は東証二部、上場日は三社同時上場というのも、不利になると思います。
総評としては、IPOとしてはコレといった特徴はなく、微妙なIPOになると思います。
ただし、想定価格は低目だと思いますので、一定の買いが集まると思います。
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