今年のIPOは多い!?
2月上場のIPOは、今のところ「8件」(上場中止を含めると9件)になります。
ちなみに、過去(直近6年間)の結果を見ると、一番多かったのは「7件」になります。
参考記事:2月上場のIPOの過去の実績を調べたら意外なことがわかった。
また、一番多かった7件は「2021年」と「2019年」になります。
ですので、今年は上場中止を含めると9件ですので、例年より上場件数が多くなります。
また、もうないとは思いますが、今後追加される可能性もありますので、今以上に増える可能性もあります。
そして、2月のIPOが多いと言うことは、年間を通じて多くなる可能性があると思います。
IPOの地合いは悪い
IPOが多いのは、IPO投資する人にとっては、嬉しい悲鳴と言いたいところだと思います。
しかし、今のIPOの地合いは、ここ数年を見ると最低ですので、その点が残念なところです。
これで地合いが良いなら、全てのIPOのBBに、全力で参加したいと思いますが…
こうも地合いが悪いとなると、どのIPOに参加するか否かで、選別が難しくなると思います。
それは裏を返すと、選別しなければならないほど、今の地合いが悪いと言うことです。
そのことで、2月に上場予定だった「ビッグツリーテクノロジー」は、数日前に上場中止を発表しました。
最後に
数年前なら初値売りの利益が、100万円越えするようなIPOでも、今は20~30万円程度の利益がやっとだと思います。
それでも「20万円でも30万円でも利益が出るならいいじゃん!」と言われるかもしれません。
しかし、IPOは当選しないのがほとんどで、それをしてIPOに参加する手間を考えると、もう少し利益が欲しいと思ってしまいます。
年に1回当選するかしないかのIPOで、20~30万円の利益では悲しいと思ってしまう。
これが定期的(年に数回)に当選するなら、まあ仕方ないで許せると思います。
しかし、IPOの当選確率は年々下がっていますので、それを考えても、もう少し利益が欲しいと思ってしまいます。
IPO・新規公開株ランキング ⇦ クリックして頂けると更新の励みになります!