INCLUSIVE(インクルーシブ)の仮条件について
昨日発表された「INCLUSIVE」(インクルーシブ)の仮条件について
その内容は、想定価格「2,290円」に対して、仮条件は「2,010円~2,110円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、弱気な仮条件だと感じました。
その理由は、吸収金額は大きくないので、需要的に悪くないと思うからです。
また、ネット関連の支援やプロモーションなどは、最近らしい業態で、IPOらしい業態でもあると思います。
ただし、同業他社が多いことなどは、不利になると思います。
INCLUSIVEについて
INCLUSIVEの業態は「インターネットサービスの運営など」ですので、業態の人気は「高い」と思います。
ただし、上記にも書いたように同業他社は多く、IT系でも新規性は薄いと思いますので、人気は一段落ちると思います。
また、吸収金額から考えると、需要は「普通程度」だと思います。
主要株主には「180日」のロックアップ、VCなしSOありになります。
そして、上場直後に行使できるSOは、気になる程度の枚数ですので、その点での需要は良いと思います。
会社の業績は、売上及び利益は上げ下げしていますので、業績に不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることは、可もなく不可もなくといった点だと思います。
例えば、業態は悪くなく、需要も悪くないと思います。ただし、業績は弱いと思います。
さらに、仮条件を「弱気」に設定している点も、デメリットになると思います。
また、上場日はIPOラッシュの折り返し地点で、資金の分散や買い疲れもあると思います。
そこで、メリットがある代りにデメリットもあり、可もなく不可もなくといった感じになると思います。
最後に
今回のBBスタンスは、全力でBBに参加したいと思います。
理由は、需要的に公募割れはないと思うからです。
それでも、上場内容を考えると、初値大幅高は期待できないと思います。
そして、現時点での初値予想は、公開価格の「1.5倍が上限」になると予想しています。
IPO・新規公開株ランキング ⇦ クリックして頂けると更新の励みになります!