アイキューブドシステムズの仮条件について
先日発表された「アイキューブドシステムズ」の仮条件について
その内容は、想定価格「2,630円」に対して、仮条件は「2,720円~3,120円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、少々強気な仮条件だと感じました。
ただし、業態はIPOでは人気のIT系で、吸収金額も少ないので、そこで強気な仮条件を設定したのだと思います。
言うなれば、野村証券(主幹事)らしい仮条件だと思いました。
アイキューブドシステムズについて
業態は「法人向けモバイルデバイス管理サービスの提供」ですので、業態の人気は「高い」と思います。
また、吸収金額は少ないので、その点での需要は良いと思います。
主要大株主には「1.5倍or90日」のロックアップ、VCありSOありになります。
そして、上場後に行使できるVC及びSOは多いので、その点での需要は良いとはいえないと思います。
会社の業績は、売上及び利益は年々延びていますので、業績の不安は少ないと思います。
BBで気になること
BBで気になることは、VC及びSOが多いことぐらいですね。
また、上場日の地合いも気になるところですが、こればかりはフタを開けてみる(上場日)まではわかりません。
そして、業態は「モバイル管理」ということで、監視、設定、サポートなど、一括管理できるのが魅力だと思います。
また、今後伸びるであろう業態なのも良いと思います。
そして、業態は人気のIT系、吸収金額は少なく、業績は悪くないと思います。
さらに主幹事は「野村証券」になりますので、メリットが多いIPOになると思います。
BBスタンスと初値予想
今回のBBスタンスは、現時点では「全力参加」になります。
ただし、主幹事は野村証券になりますので、公開株数から考えると、当選する確率は絶望的に低いと思います。
そして、現時点での初値予想は、公開価格の「2倍以上」は固いのかなと予想しています。
今回は、特に大きなデメリットはないと思いますので、今の地合いで考えれば、公募割れはないと思います。
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