IPO初値予想「フリー」
上場日:2019/12/17
市場:東証マザーズ
業種:情報・通信業
公開株数:18,566,000株
公開価格:2,000円
主幹事:大和証券、三菱UFJ証券
事業内容:スモールビジネス向けクラウドERP(企業資源計画)サービスの提供
フリーの考察①
フリーは業種は「情報・通信業」(クラウドERPサービスの提供)ですので、業種の人気は「高い」と思います。
公開株数は「18,566,000株」と多いので、その点での需要は良いとはいえないと思います。
また、主要株主には「180日or360日」のロックアップ、VCありSOありになります。
そして、上場後に行使できるVC及びSOは多いので、その点での需要も良いとはいえないと思います。
会社の業績は、売上は年々延びていますが、利益は「赤字」になりますので、業績に不安があると思います。
フリーの考察②
フリーは、クラウドERPサービスの提供ですので、業態の人気は「高い」と思います。
ただし、クラウド会計については、弥生会計に次いで二番手になりますので、シェア的に弱含みだと思います。
また、吸収金額が多い「大型IPO」になりますので、需要的にも弱含みになると思います。
さらに、業績も「赤字」ですので、その点もデメリットになると思います。
考察としては、デメリットが多いIPOですので、公募割れといいたいところですが…
現在のIPOの地合いは良いと思いますので、その良い地合いの流れに乗って、公募割れはないと予想します。
初値予想
評価:C(4)
初値予想:2,150円前後
IPO・新規公開株ランキング ⇦ クリックして頂けると更新の励みになります!