エブレンの仮条件について
先日発表された「エブレン」の仮条件について
その内容は、想定価格「1,270円」に対して、仮条件は「1,400円~1,600円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、少々強気な仮条件だと感じました。
その理由は、業態は「半導体関連」ですので、例えばIT系のような華やかさはないと思うからです。
しかしその反面「安定感」があり、IPOで得る吸収金額は「少ない」ので、人気は相応に高くなると思います。
エブレンについて
業態は「産業用電子機器・工業用コンピュータの設計・製造・販売」ですので、業態の人気は「普通」かと思います。
また、吸収金額は「少ない」ので、その点での需要は良いと思います。
そして、主要株主には「90日or180日」のロックアップ、VCなしSOなしになります。
そこで、上場後に行使できるVC及びSOはないので、その点での需要は良いと思います。
会社の業績は、売上及び利益は「頭打ち」になりますので、業績に不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることの一番は「新型コロナの影響」になると思います。
現状を見ると相場の状況は良いと思いますが、新型コロナのことなどがあり、相場が下降し出すと一気に状況が悪化する可能性があると思います。
それ以外では、特に大きなデメリットはなく、状況的にプラスだと思います。
まず、上記にも書きましたが、吸収金額が少ないので、それだけでも大きなメリットになると思います。
さらに、業態の人気も高いとはいえないと思いますが、悪くはないと思います。
また「野村証券」が主幹事なのも良いと思います。
BBスタンスと初値予想
今回のBBスタンスは、現時点では「全力参加」になります。
今回は、吸収金額が少ないので、それだけを考えても公募割れはないと思います。
ただし、主幹事は野村証券になりますので、当選はかなり難しいと思います。
そして、現時点での初値予想は、高い初値は難しいと思いますが、相応の利益は取れるのかなと予想しています。
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