IPO新規承認「Delta-Fly Pharma」
このほど「Delta-Fly Pharma」(デルタフライファーマ)が、IPOで新規承認されました。
事業内容は「医薬品等の研究開発、製造、販売」となっています。
Delta-Fly Pharmaは、抗がん剤などを研究、開発、製造、販売などを手掛けている、いわゆる「バイオベンチャー」になります。
バイオベンチャーと聞く、以前は上場されることが度々ありましたが、最近はご無沙汰で、久しぶりの上場になると思います。
Delta-Fly Pharmaの上場スケジュールなど
主幹事 みずほ証券
上場予定 東証マザーズ
業 種 医薬品
想定価格 4,670円
当選枚数 8,050枚
BB期間 9/25~10/1
当選発表 10/2
申込期間 10/3~10/9
上場日 10/12
※ 記載ミス、スケジュール変更など、上記と異なる場合があります。
Delta-Fly Pharmaの総評①
Delta-Fly Pharmaの業種については「医薬品」(医薬品の研究開発など)になりますので、業種の人気としては「普通」かと思います。
当選枚数は「8,050枚」と普通程度ですが、想定価格が高いので、その点での需要は良いとはいえないと思います。
また、主要大株主には「1.5倍or90日」のロックアップ、VCありSOありになります。
そして、上場直後に行使できるSOは少ないのですが、VCが多くありますので、その点での需要も良いとはいえない思います。
会社の売上や利益については、前年度は赤字経営になっていますので、業績について不安があると思います。
Delta-Fly Pharmaの総評②
Delta-Fly Pharmaの業態については、医薬品の研究や開発などになりますので、業態の人気としては「普通」かと思います。
それでも、注目を集めるような研究開発などなら、人気が出やすいと思いますが、抗がん剤云々については、多くある業態ですので難しいと思います。
また、業績が芳しくないことやVCが多いことなどは、バイオベンチャーにありがちな内容になっていると思います。
バイオベンチャーというと、業務などの内容次第では、大きく初値が上がることもあると思いますが、今回は内容的に難しいと思います。
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