新型コロナで市場は急落
日経平均はわずか3ヶ月で大幅に急落しました。
これほど急激に値を下げては、個人投資家はオロオロするばかりだ。
保有株を売る機会を逃し、気がつけば頭がクラクラするほどの含み損。
新型コロナウイルスの感染拡大に終息は見えず、保有株の株価はさらに下落していく……。
いったいどうしたらいいのか。
塩漬け株を手放すタイミング
塩漬け株を手放すタイミングは、底値から2割ほど戻ったところです。
いまの相場では、3割戻すのは極めて難しいと思ってください。
乱高下の続く相場では、底値がどこなのかも理解しにくい。
投資家自身が「今が底」と判断するしかないが、現在は高値から3割ほど下落しています。
とりあえずの底値とみることはできるでしょうという。
株価500円が底だとしたら、売却のタイミングは2割アップの600円。株価300円だったら、360円だ。
塩漬けするのも戦略
ただし、暴落した相場は過去の例をみると、2年半ぐらいで元の水準に戻っています。
保有銘柄によっては、塩漬け(保有継続)も戦略のひとつです。
例えば、5Gや半導体関連、食品、セメントなどインフラ整備に絡む銘柄です。
一方、2年半後も株価低迷にあえぐ企業もある。インバウンド関連は要注意です。
新型コロナの影響で、人の移動に変化が起きる可能性があるからです。
観光やホテルなど、訪日客の増加で売り上げを伸ばしてきた企業は、株価の戻りが遅い危険性があります。
関係者の話しは当てにならない
正直いって、その手のアナリストや市場関係が言うことは、当てにならないと思います。
その証拠に、定期的に発表しているアナリストなどが推奨する銘柄を見ると、大幅に株価が下がる銘柄も多いからです。
それはいわゆる「丁半博打」で、誰にでもできる予想しかしてないのが現状です。
そこで、参考にするのは良いと思いますが、全面的に信じてしまうのは禁物だと思います。
そして上記を読むと、2割戻しが塩漬け株を手放すタイミングと書いてありますが…
それが良いか悪いかは個人の判断になり、どちらにしろ難しい決断になると思います。
損切りするか塩漬けかの二択
また、塩漬けすることも戦略と書いてありますが、さらに株価が下がってしまっては、元も子もないと思います。
また投資目的が、長期か短期かでも変わると思います。
それは、長期なら売らずに持ち続けるのが基本だし、短期なら判断が間違ったと気付いたときには、すぐに売るべきだと思います。
また、素人が下手にいろいろ考えて売り買いしても、損失を重ねるだけという人もいます。
そこで、塩漬け株をどうするか判断に迷ったときには…
すぐにでも損切りするか、長期保有を覚悟して塩漬けするか、基本的にその二択になると思います。
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