コマースOneホールディングスの仮条件について
昨日発表された「コマースOneホールディングス」の仮条件について
その内容は、想定価格「1,690円」に対して、仮条件は「1,180円~1,350円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、弱気な仮条件だと感じました。
その理由は、業態は人気の「IT系」ですので、業態の人気は高いと思うからです。
また、吸収金額もそれほど大きくないと思いますので、その点を加味しても仮条件が弱気だと感じました。
それだけ新型コロナの影響は大きく、仮条件を大幅に下げなければ、買い手が付かないと判断したのだと思います。
コマースOneホールディングスについて
業態は「ECプラットフォーム関連事業」ですので、業態の人気は高いと思います。
また、吸収金額はそれほど大きくないので、その点での需要は普通かと思います。
そして、主要株主には「1.5倍or90日」のロックアップが掛かっていますので、その点での需要は良いと思います。
会社の業績は、売上及び利益は年々延びていますので、業績の不安は少ないと思います。
BBで気になること
BBで気になることの一番は、IPOの地合いが悪いことです。
そこで、今の地合いが回復しないことには、人気が高いIPO以外は、厳しい初値になると思います。
それでも、コマースOneホールディングスの吸収金額は大きくなく、主要株主にはロックアップが掛かっていて、業績も悪くないので…
普段というか普通の状況なら、公募割れするようなIPOではないと思います。
そこで初値については「地合い次第」になると思います。
BBスタンスと初値予想
今回のBBスタンスは、当初は参加の予定でしたが、地合いが悪いことを加味して不参加に変更しました。
それでも、今のような悪い地合いでなければ、全力でBBに参加していたと思います。
また、仮条件を大幅に下げたことを考えても、人気がない証拠だと思いますので、状況的に不利だと思います。
とにかく、今の地合いを考えると、厳しい初値になる可能性があると思います。
また、現時点での初値予想は「公開価格前後」と予想します。
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