IPO初値予想「Chatwork」
上場日:2019/9/24
市場:東証マザーズ
業種:情報・通信業
公開株数:9,775,000
公開価格:1,600円
主幹事:大和証券
事業内容:ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発・提供、セキュリティーソフトウエア「ESET」の代理販売
Chatworkの考察①
Chatworkの業種は「情報・通信業」(ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発など)ですので、業種の人気は「高い」と思います。
公開株数は「9,775,000株」と多い「大型IPO」になりますので、その点での需要は良いとはいえないと思います。
また、主要株主には「1.5倍or90日」のロックアップ、VCありSOありになります。
そして、上場後に行使できるVC及びSOは多いので、その点での需要も良いとはいえないと思います。
会社の業績は、売上は伸び傾向にありますが、利益は「赤字」ですので、業績に不安があると思います。
Chatworkの考察②
Chatworkの業態は、ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発などですので、業態の人気は「高い」と思います。
また、チャットツール以外にも、そこから派生する業態が、今後できる可能性もあると思いますので、将来性は高いと思います。
ただし、吸収金額が大きい「大型IPO」で、VC及びSOも多い「出口案件」ですので、需要は良くないと思います。
考察としては、業態は良いと思いますが、需要や業績などを考えると、厳しいところがあると思います。
さらに、ここに来て評価は下がっていますので、初値は厳しい結果になると予想しています。
初値予想
評価:C(3)
初値予想:1,600円前後
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