Chatworkの仮条件について
昨日発表された「Chatwork」の仮条件について
その内容は、想定価格「1,605円」に対して、仮条件は「1,440円~1,600円」でした。
その仮条件を見て私が思ったのは、妥当な仮条件だと感じました。
理由は、ChatworkはIPOでは人気の「IT系」ですので、業態の人気は高いと思います。
しかし、吸収金額が大きい「大型IPO」になりますので、需要的に厳しいところがあると思うからです。
Chatworkについて
Chatworkの業態は「ビジネスチャットツールの開発・提供など」ということで、業態の人気は「高い」と思います。
理由は、IPOでは人気の「IT系」になりますので、人気は高くなると思うからです。
また、Chatworkが提供している「Chatwork」は、多くの企業に導入されていることも、評価できると思います。
ただし、上記にも書きましたが、吸収金額が大きい大型IPOですので、需要的に厳しいところがあると思います。
そして、業績については「赤字経営」(今期は黒字予定)ですので、業績に不安があると思います。
BBで気になること
BBで気になることは、繰り返しになりますが、大型IPOですので、需要的に厳しいところです。
また、VC及びSOが多くあり、その点からも需要的に厳しいと思います。
ただし、業態を見るとChatworkは多くの企業に導入されていて、今後に期待できる面は大きいと思います。
また、そこから新たなビジネスモデルを作ることも可能ですので、そういった意味で将来性は高いと思います。
さらに、今期は赤字経営から黒字化(予定)している点も評価できると思います。
BBスタンスと初値予想
今回のBBスタンスについては、正直いうと「微妙」だと考えています。
そして、大型IPOの割には前評判は良いですが、需要的に難がありますので、考えどころだと思います。
また、仮条件上限で公開価格が決まらなければ、さらに需要は悪化すると思います。
そこで、今回はキャンセル可能な証券会社だけBBに参加して、仮条件の状況を見て判断したいと思っています。
また、初値予想については、現状では公募割れはないと思いますが、上値は限定されると考えています。
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