7/15に上場した3社について
アイキューブドシステムズ
言わずと知れた「プラチナチケット」、公開株数が少ない「希少IPO」です。
さらに「IT系」でしたので、初値大幅高になるのは、誰でも予想できたと思います。
その言葉通りに初値は、公開価格(3,120円)の「3倍以上」の「9,430円」の初値でした。
しかし、初値を付けた後はダラダラと株価が下がってしまい、気付けば8000円を切りそうな勢いの株価で終了しました。
GMOフィナンシャルゲート
上記のアイキューブドシステムズの二番手と言われていた「GMOフィナンシャルゲート」
大手予想は「6,700円」だったらしいですが、その予想には届かない初値となりました。
それでも、公開価格(2,540円) の「2倍以上」の初値(6,550円)を付けましたので、まずまずの結果だったと思います。
しかし、こちらも初値後はズルズルと株価が下がってしまい、最終的に「ストップ安」となりました。
KIYOラーニング
3社同時上場して、最初に初値を付けた「KIYOラーニング」ですが…
公開株数は少はなかったものの、業態、業績、需要などを見ると、上記の2社と比べ劣っていたと思います。
それでも、公開価格(2,300円)の「2倍以上」の初値(5,360円)を付けましたので、結果的に良かったと思います。
しかし、こちらも上記の2社と同様に、初値を付けた後は株価が下がってしまいました。
最後に
こうして改めて上記の3社を見ると、初値高にはなりましたが初値が天井で、その後の結果はよろしくありません。
そこで「IPOバブル崩壊か?」と思う人もいると思います。
しかし、地合いが悪ければこれほど高い初値にはならず、上場2日目のKIYOラーニングの株価が戻ることもなかったと思います。
さらに、東京で新型コロナの感染者数が「過去最大」になった。という悪いニュースが流れましたので…
今日初値を付けた上記の2社は、状況的に不利だったというのもあったと思います。
そう考えると、IPOの地合いはまだ良いと思いますし…
IPOバブル崩壊云々については、今後上場するIPOの初値などを見ないことには、何とも言えないと思います。
IPO・新規公開株ランキング ⇦ クリックして頂けると更新の励みになります!