一日で50億円失った男
ヴィクター・ニーダーホッファー氏とは
上動画のヴィクター・ニーダーホッファー氏とは、日本だけでなく世界でも有名な投資家になります。
そしてかっては、世界一の投資家と称えられていましたが・・・
1997年のアジア通貨危機で、一日にして50億円以上(推定)の損失を出してしまい、破産したことで市場から撤退しました。
その後、再びファンドを設立して復活しますが、2007年のサブプライム危機で、またもや資産を失い市場から撤退しました。
ヴィクター・ニーダーホッファー氏の経歴など
ヴィクター・ニーダーホッファー氏は、シカゴ大学で博士号を取得しました。
その後、カリフォルニア大学バークレー校の助教授を経て、ヘッジファンドを設立しました。
そして、投資家として成功を収めたニーダーホッファー氏は「ウォール街のスーパースター」と評されますが・・・
先物やオプションなど、リスクの大きい取引に手を出したことで、破滅への階段を一歩ずつのぼり始めます。
その後は上記に書いたように、1997年のアジア通貨危機で破産してしまいます。
BNF(B・N・F)について
余談になりますが、日本の投資家で有名な「BNF(B・N・F)氏」は、ヴィクター・ニーダーホッファー氏の頭文字から付けられています。
彼は大学生のときに、アルバイトで貯めたお金(約160万円)を元手に、株式投資を始めて170億円(推定)の資産を築きました。
また、シェイコムの誤発注事件では、約20億円を手人れたことでも有名で「シェイコム男」とも呼ばれています。
その後、彼はさらに資産を増やし、自宅としてタワーマンションを購入したり・・・
秋葉原の駅前にあるビルを購入したり、渋谷にあるビルを購入したのは記憶に新しく、有名な話しになると思います。
最後に
投資家で有名なジョージソロス氏いわく・・・
ヴィクター・ニーダーホッファー氏は、自分の考えに自信を持ちすぎていたことで、失敗してしまったと語っています。
そして、大切なのは間違えに気付いたら、すぐにその間違いを正すことだと語っています。
しかし、ヴィクター・ニーダーホッファー氏は、今まで自分の考えが正しかったことで、成功していますので・・・
簡単に自分の考えを曲げることはできず、結果的に破産してしまったのだと思います。
IPO・新規公開株ランキング ⇦ クリックして頂けると更新の励みになります!