AIの指示通りに売買したら?
AI(人工知能)に従って、株式を売買してみたところ…
どれくらい儲かるのか?もしくは損するのか?それを検証した結果が以下になります。
まず、ある月の1ヶ月間をシミュレーションしたところ、ひと月で「60万円以上」の利益になったそうです。
ちなみに、投資金額(元金)は「1000万円」だったそうで…
それを年利に換算すると「70%以上」になる計算で、衝撃の利益率になると思います。
年利30%以上の利益
また、別の月の4ヶ月間をシュミレーションしたことろ、こちらでも「110万円以上」の利益が出たそうです。
それを年利に直すと「30%以上」になります。
こうして上記の2つの結果を見ると、AIに従えば簡単に利益が出ることがわかります。
しかし、AIの指示に従う前に売買するには、AIに条件を指定する必要があります。
条件とは、どの時点で利益を確定するのかとか、もしは損切りするかなどの条件になります。
AIも絶対ではない!
そこで、AIに入力する条件次第では、利益が出ることもあれば、損することもあります。
ということは、AIに従って株を売買すれば、必ず儲かるというわけではありません。
とはいえ、株の素人が適当に売買するのに比べると、格段に勝率は良いと思います。
また、相場が大きく崩れたときなどは、AIの判断が狂いやすいといわれています。
さらに銘柄にもよりますが、決算月は多くの人の思惑が含まれますので、これもまたAIの判断が狂いやすいと思います。
そういった場合にはAIに判断を任せず、ポジションを一旦解除するのが良いと思います。
地政学的リスクについて
また、上記以外だと「地政学的(地政学)リスク」もあります。
地政学的リスクとは、特定地域が抱える政治的、軍事的、社会的な緊張の高まりが、地理的な位置関係によって…
関連地域の経済、世界経済全体の先行きを不透明にしたり、特定の商品の価格を変動させたりするリスクを指します。
直近では「米イラン問題」があり、イランがイラクにある米軍の駐留基地を攻撃したニュースがありました。
そういったことがあると、株価が大きく崩れることがあります。
そこで、地政学的リスクがある場合には、AIの判断に狂いが生じることがあります。
最後に
上記を読むとAIの指示に従えば、勝率が高いということがわかりました。
しかし、入力する条件次第では、勝率が下がり損失になることもあると思います。
そこで、AIも絶対ではないということで、仮にAIを使うにも注意が必要だと思います。
さらに、決算月、相場の状況、地政学的リスクなどで、AIの判断が狂うこともありますので、リスクを伴います。
また、最近では「AI投信」などの金融商品がありますが、その手の金融商品も注意が必要だと思います。
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